プレスリリース

「GXの前に、人がいない」——現場の声から生まれた運送・倉庫の採用支援「ドライバーブリッジ」を兵庫で開始|関西GX推進協議会

「GXの前に、人がいない」——現場の声から生まれた運送・倉庫の採用支援「ドライバーブリッジ」を兵庫で開始|関西GX推進協議会

関西GX推進協議会

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運送会社・倉庫事業者向けの採用支援プロジェクト「ドライバーブリッジ」を、会員企業である株式会社Inventive Partnerとともに組成し、提供を開始しました。参加費・求人掲載費は0円。企業様にお願いするのは最終面接だけです。現在、兵庫県内で一緒に取り組む参加企業を募集しています。

一般社団法人 関西GX推進協議会(本部:大阪市中央区、代表理事:宇都宮涼子、以下「KGX」)は、会員企業である株式会社Inventive Partner(大阪市淀川区、代表取締役:柴田大心)とともに、運送会社・倉庫事業者向けの採用支援プロジェクト「ドライバーブリッジ」を組成しました。求人原稿の作成から媒体掲載、応募対応、日程調整、一次面接までをInventive Partnerが担当し、企業様の対応は最終面接のみ。さらに、参加企業が増えるほど全体の採用機会が広がる仕組みを備えています。

「GXの取り組みより、まず人が足りない」

きっかけは、私たちが地域で開いてきた勉強会でした。兵庫県トラック協会の支部勉強会、尼崎商工会議所での意見交換。CO₂排出量の算定や燃費改善についてお話ししようと伺った先で、繰り返し返ってきたのは別の言葉でした。

「やった方がいいのは分かる。でも、今それどころじゃない」

「そもそも運ぶ人がいない」

「募集をかけても、応募が来ない」

環境の話をしに行った先で、人の話を聞いて帰る。これが何度も続きました。私たちは、ここで方針を変えました。脱炭素の提案を続けるのではなく、まず目の前で困っていることから一緒に取り組もうと決めたのです。

とはいえ、採用は私たちの専門領域ではありません。そこで相談したのが、協議会の会員であり人材サービスを本業とする株式会社Inventive Partnerでした。同社とともに設計したのが「ドライバーブリッジ」です。

運送・倉庫の採用は、なぜここまで難しくなったのか

現場でお聞きした課題は、大きく3つに整理できました。

  • 求人広告費が回収できない ― 求人媒体に数十万円を投じても、応募がゼロという月がある。中小の事業者にとって、この先行投資は重い負担です。
  • 採用担当がいない ― 社長や配車担当が本業の合間に面接をしている。書類選考や日程調整に手が回らず、応募があっても対応が遅れて逃してしまう。
  • 採ってもすぐ辞める ― 条件のミスマッチで早期離職が起き、また募集からやり直しになる。教育に投じた時間が積み上がらない。

費用は、採用が決まったときだけ

ドライバーブリッジは、参加費0円・求人掲載費0円で始められます。費用が発生するのは、実際に採用が決まった場合の成果報酬のみです。

求人媒体への掲載費用もInventive Partnerが負担するため、先行投資なしで採用活動を始められます。「求人広告に数十万円を投じたが応募がゼロだった」という、中小事業者にとって最も痛い失敗が構造的に起きません。

企業様にお願いするのは、最終面接だけ

採用にかかる工程のほとんどを、Inventive Partnerが引き受けます。

求人原稿の作成Inventive Partner
求人媒体への掲載Inventive Partner
応募対応Inventive Partner
日程調整Inventive Partner
一次面接Inventive Partner
最終面接企業様

社長や配車担当の方が本業の合間を縫って書類を読み、日程を調整し、何人もと面接する。その負担がなくなります。会っていただくのは、Inventive Partnerが一次面接まで行った候補者だけです。対象職種はトラックドライバーおよび倉庫スタッフです。

参加企業が増えるほど、全員の採用機会が増える

ここが、このプロジェクトの最大の特徴です。

採用活動では、どうしても「今回はご縁がなかった」という結果が生まれます。経験や希望条件が合わなかっただけで、その方が働く意欲を失ったわけではありません。従来はそこで終わっていました。

ドライバーブリッジでは、ある企業の採用に至らなかった方を、ご本人の同意のうえで、別の参加企業へご紹介できます。1社では「見送り」で終わっていた出会いが、プロジェクト全体では「別の会社とのマッチング」になります。

参加企業が増えれば増えるほど、求職者に用意できる選択肢が増え、企業側が出会える人材の母数も増えていきます。参加すること自体が、他の参加企業の採用機会を広げる。早く入った企業が有利になる仕組みではなく、みんなで増やすほど全員が得をする仕組みです。地域の運送・倉庫業界が抱える人材課題は、1社で解けるものではないと考えています。

地域の事業者が、地域の人材課題を、一緒に解く

このプロジェクトは、兵庫県内の運送会社・倉庫事業者を対象としています。

地域を限定しているのは、対象を絞りたいからではありません。通勤圏が重なる企業同士だからこそ、求職者のご紹介が現実的に成立するからです。全国規模の人材サービスでは実現しにくい、地域密着だからこその設計です。

そしてこの取り組みは、兵庫県トラック協会の支部勉強会や尼崎商工会議所での意見交換の場で、地域の事業者の皆様から直接お聞きした声から生まれました。

プロジェクトを組成した株式会社Inventive Partner

ドライバーブリッジの人材面を担うのは、当協議会の会員企業である株式会社Inventive Partnerです。同社は大阪市淀川区に本社を置き、有料職業紹介事業(許可番号:27-ユ-304132)および労働者派遣事業(許可番号:派27-305191)の許可を有する人材サービス企業です。通信業界とコールセンター領域で採用・人材育成の実績を重ね、現在は人材紹介・派遣に加えて、アウトソーシング、人材コンサルティング、セールスコンサルティングまでを手がけています。

ただ人を紹介するのではなく、事業成長に繋がる“戦力”を届ける。

株式会社Inventive Partner

採用のミスマッチを防ぎ、定着率・生産性の向上までを見据えるという同社の考え方は、私たちが運送・倉庫の現場で必要だと感じていたものと一致していました。「採ること」だけを目的にしないという姿勢が、このプロジェクトの土台になっています。

役割分担は明確です。求人原稿の作成から媒体掲載、応募対応、日程調整、一次面接までの人材実務は同社が担い、KGXが会員企業へのご提供窓口と地域ネットワークづくりを務めます。

会社名株式会社Inventive Partner
所在地〒532-0011 大阪市淀川区西中島3-8-15 新大阪ビルディング2階
代表取締役柴田 大心
事業内容有料職業紹介事業/労働者派遣事業/アウトソーシング事業/人材コンサルティング事業 ほか
許可番号有料職業紹介事業 27-ユ-304132/労働者派遣事業 派27-305191
サイトhttps://inventive-partner.com/

現場を知る理事から

このプロジェクトの立ち上げには、運送業の現場に立つ理事の存在があります。当協議会理事であり、寺本運輸倉庫株式会社の代表取締役社長、尼崎商工会議所 運輸物流部会 副部会長も務める寺本雅明は、日頃から地域の運送・物流事業者が抱える人材面の課題を協議会に共有し、今回のドライバーブリッジの立ち上げを後押ししてきました。

現場に近い理事の声が、脱炭素の話より先に「人が足りない」という課題に私たちを向き合わせてくれました。

なぜGXの団体が、採用支援をするのか

私たちは「採用支援もやっています」と事業を広げたわけではありません。運送・倉庫の脱炭素は、人材が確保できていることを前提にしか成立しないと考えたからです。理由は4つあります。

1. 人が足りないと、輸送効率そのものが落ちる

共同配送、モーダルシフト、積載率の改善。輸送分野のCO₂削減策として挙げられるものは、いずれもそれを回す人がいて初めて機能します。ドライバーが不足すれば、便を分けざるを得ず、空車回送も増える。人手不足は、そのまま燃料消費の増加として現れます。

2.「2024年問題」以降、輸送能力の確保が排出量を左右する

時間外労働の上限規制により、1人あたりの輸送量には上限ができました。同じ荷物を運ぶために、より多くの人と車両が必要になっています。人材を確保できるかどうかが、車両を増やさずに輸送を維持できるかどうかを決めます。

3. 定着率が上がると、燃費が改善する

エコドライブ教育、車両の適切な扱い、ルートの習熟。これらは続けて働いてもらって初めて成果が出る取り組みです。人が入れ替わり続ける職場では、教育に投じたコストが排出削減として蓄積しません。定着率は、燃費と直結しています。

4. 荷主から「Scope3」を問われる時代になった

荷主企業が自社の排出量を算定する際、輸送・配送にともなう排出はScope3のカテゴリー4として計上されます。つまり、運送会社の排出量は荷主の数字の一部です。今後、輸送の委託先を選ぶ基準に排出量が加わっていくことは避けられません。そのとき対応できる会社であるために、まず現場を回す人が必要です。

私たちの考え方

関西GX推進協議会は、「GXに取り組みましょう」と企業にお願いする団体ではありません。その会社にとって実際にメリットのある取り組みを一緒につくり、その結果としてGXにつながっていく。入口は会社によって違っていい、と考えています。

会社を良くする。その結果としてGXにつなげる。私たちが大切にしているのは、この順番です。そして今回のように、会員企業がそれぞれの専門性を持ち寄ることで、単独では届かない支援が形になる。協議会という枠組みの価値は、そこにあると考えています。

参加企業を募集しています

現在、ドライバーブリッジに一緒に取り組んでいただける参加企業を募集しています。参加費・求人掲載費は0円。費用が発生するのは採用が決まった場合のみです。そして参加企業が増えるほど、皆様それぞれの採用機会が広がっていきます。

オンラインで30分ほどお時間をいただければ、御社の状況に合わせて具体的にご説明します。「まず話だけ聞いてみたい」という段階でも構いません。

よくあるご質問

費用は本当にかからないのですか。

参加費・求人掲載費は0円です。費用が発生するのは採用が決まった場合の成果報酬のみです。詳しい条件は個別にご説明します。

企業側は何をすればよいのですか。

最終面接のみです。求人原稿の作成、媒体への掲載、応募対応、日程調整、一次面接までをInventive Partnerが担当します。

参加企業が増えると、採用競争が激しくなりませんか。

逆です。ある企業で採用に至らなかった方を、ご本人の同意のうえで別の参加企業へご紹介できるため、参加企業が増えるほど全体の採用機会が増える設計です。

対象となる地域はどこですか。

現在は兵庫県内の運送会社・倉庫事業者を対象としています。通勤圏が重なることで求職者のご紹介が成立しやすくなるため、地域を絞っています。

どのような職種を採用できますか。

トラックドライバーおよび倉庫スタッフです。

実際の人材紹介は誰が行うのですか。

有料職業紹介事業の許可を持つ株式会社Inventive Partner(許可番号:27-ユ-304132)が担当します。KGXは会員企業へのご提供窓口を務めます。

会員でなくても利用できますか。

本プロジェクトは会員向けのサービスです。ご関心をお持ちの場合は、まず会員制度についてご説明します。

GXの取り組みを同時に始める必要がありますか。

必要ありません。採用の課題解決からお使いいただき、その先の取り組みはご判断いただければと考えています。

サービス詳細・お申し込み

https://kgxpf.or.jp/driverbridge/

お問い合わせ

一般社団法人 関西GX推進協議会

〒541-0048 大阪府大阪市中央区瓦町1丁目6-1 シティタワー大阪 2208

https://kgxpf.or.jp/contact/

※費用条件の詳細および適用範囲は、個別のご相談時にご説明します。
※求職者の情報を参加企業間で共有する場合は、必ずご本人の同意を得たうえで行います。

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