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【設立】一般社団法人 関西GX推進協議会、大阪に設立。関西発・実装型GXハブとして始動

【設立】一般社団法人 関西GX推進協議会、大阪に設立。関西発・実装型GXハブとして始動

関西GX推進協議会

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大阪・関西万博「自然の祈り」出展メンバーが結集。CO₂排出量の算定からカーボンオフセットまでをワンストップで伴走。2026年4月のGX-ETS本格稼働を見据え、中小企業の脱炭素を「実装」段階から支援。

一般社団法人 関西GX推進協議会(所在地:大阪市中央区、代表理事:宇都宮涼子、以下「KGX」)は、2025年8月15日、関西の中小企業の脱炭素経営(GX:グリーントランスフォーメーション)を実装段階から支援する非営利型の一般社団法人として設立したことを発表します。2025年大阪・関西万博への出展メンバーを中心に、製造・物流・食・文化・教育の各現場を知る実務者と、データ・教育・マーケティングの専門家が結集。CO₂排出量の算定から削減、カーボンクレジット活用、カーボンオフセットまでを一気通貫で支援し、関西の産業実態に即した脱炭素移行を中立的な立場で伴走します。

設立の背景:脱炭素は「理念」から「経営課題」へ

脱炭素は、企業経営と地域経済の競争力を左右する現実のテーマへと移行しています。2026年4月1日には改正GX推進法が施行され、日本版排出量取引制度「GX-ETS」が義務化フェーズ(フェーズ2)へと本格稼働します。直接の義務対象は年間CO₂排出量10万トン超の大規模事業者(国内約300〜400社)ですが、これらの企業を取引先に持つ中小企業も、サプライチェーン全体の排出量(Scope3)への対応要請という形で、無関係ではいられない局面を迎えています(出典:経済産業省/改正GX推進法)。

一方で、多くの中小企業は「必要性は理解しているが、何から始めればよいか分からない」という壁に直面しています。補助金の情報、排出量の測り方、クレジットの選び方──個別の情報は溢れていても、それを自社の経営判断と実行手順に落とし込む「伴走者」が不足しているのが現状です。

KGXは、この空白を埋めるために設立されました。GXを情報発信にとどめず、企業・自治体・教育機関が連携しながら地域から実装を進める「実践プラットフォーム」として、概念ではなく実行可能な手順と伴走支援を提供します。

KGXの特徴:算定〜オフセットを「ワンストップ」で

KGXが提供する支援の中核は、脱炭素対応を分断させない一気通貫の伴走体制にあります。

  • CO₂排出量の簡易算定(見える化) ― 自社の現在地を数値で把握する第一歩を支援
  • カーボンクレジット(J-クレジット等)の活用支援 ― 削減しきれない排出への現実的な打ち手を提示
  • カーボンオフセットの実行支援 ― 算定から相殺までを途切れさせず完結

加えて、補助金・助成金の申請伴走、GX人材育成(リスキリング)、広報・ブランディング支援、企業・自治体・教育機関をつなぐ共創ネットワークの提供までを担い、「動く企業を増やす」ことを使命としています。特定商品の販売ではなく、企業の課題起点で設計する中立性が、KGXの差別化要因です。

起点は、大阪・関西万博「自然の祈り」

KGXの構想が生まれたのは、2025年大阪・関西万博「フューチャーライフヴィレッジ」での出展でした。GXアート作品「自然の祈り – The Prayer of Green」は、企画・構成・制作の全体監修を株式会社Unlimited Work Place(遠藤翼)が、アート制作を株式会社Gato Art(宇都宮涼子)が、画材となる天然素材の提供を株式会社TOYOUKE(瀬良垣弥保)が担う三者共創で実現。茶殻・再生和紙・金箔などのサステナブル素材を画材に、命の循環を“見える化”する3枚の大型キャンバスをライブペイント形式で制作し、国内外の来場者へ届けました。

「アートで脱炭素を社会に伝える」というこの試みを通じて生まれた人と人とのつながりが、業種を越えて広がり、「関西の現場から、GXを実装する場をつくる」という構想へと発展。万博で核となった3名に、物流・流通・人材の各現場を知る実務者3名が加わり、KGXは設立されました。

― 第1層:万博から構想が生まれた3名 ―

関西GX推進協議会 代表理事の宇都宮涼子(株式会社Gato Art 代表取締役・GXアーティスト)
宇都宮 涼子|代表理事

代表理事宇都宮 涼子株式会社Gato Art 代表取締役/GXアーティスト

「デザインでおもてなし」を掲げる株式会社Gato Artの代表。大阪芸術大学を経てアリゾナ大学へ留学し、デザイナー・カリグラファー・ウォールペインターとしてジャンルを横断してきました。福山雅治氏のラジオ番組ロゴ、キリン株式会社のウイスキーパッケージ、オンワード樫山、慶應義塾大学 矢上キャンパス50周年記念ウォールアートなど、ナショナルブランドから教育機関まで幅広い制作実績を持ちます。万博では作品「自然の祈り – The Prayer of Green」を発表。日本におけるGXアートの第一人者として、大阪を拠点に地元・関西から脱炭素社会への変革を牽引する役割を担い、代表理事に就任しました。掲げる思想は「可視化されない結びつき」――経済合理性だけでは届かないGXのもう一つの軸を、感性・文化・循環の物語として社会に実装します。

関西GX推進協議会 理事・事務局長の遠藤翼(株式会社Unlimited Work Place 代表取締役)
遠藤 翼|理事・事務局長

理事・事務局長遠藤 翼株式会社Unlimited Work Place 代表取締役

マーケティング起点の経営設計を武器に、GXを中核とする複数事業を並行運営する連続起業家。Web・AI・データ活用・ブランディングを横断し、戦略設計と実装を一体で手がけます。2025年大阪・関西万博では「自然の祈り」の出展を発起・主宰し、構想から制作までの全体監修を担当。同年KGXを設立し事務局長に就任しました。現在は、CO₂排出量の可視化からJ-クレジット活用・カーボンオフセット・カーボンニュートラル認定までを一気通貫で推進する体制づくりと、補助金活用支援・GX人材育成の認定体系づくりを含め、協議会の事業基盤を統括します。信条は「GXは環境論ではなく、コスト・競争力・資金調達の問題である」。経営者が“動けない理由”を一つずつ解体し、脱炭素を経営の打ち手へと翻訳します。

関西GX推進協議会 理事の瀬良垣弥保(株式会社TOYOUKE 代表取締役)
瀬良垣 弥保|理事

理事瀬良垣 弥保株式会社TOYOUKE 代表取締役

神道の精神と食文化の結合を事業の核に据え、「食べると運が開ける和スイーツ」を掲げる日本発の食ブランドTOYOUKE STANDを率いる代表。伊勢神宮外宮に祀られる豊受大神(とようけのおおかみ)から社名を受け継ぎ、神様に供える「神饌(しんせん)」の思想を現代の食体験へと翻訳しています。京都・四条河原町に旗艦店を構え、香港・オーストラリアへも展開。万博「自然の祈り」では、茶葉の出涸らしなどの天然素材を画材として提供しました。KGXでは、食品ロス削減や資源の再循環を「事業モデル」として設計する食のサーキュラー(循環経済)と地域連携、国際展開の領域で実装をリードします。茶葉農園と連携した再生可能エネルギー利用・有機肥料・省エネ製茶工程など、フード領域からの“実践型GX”を推進します。

― 第2層:現場を知る実務者として参画した3名 ―

関西GX推進協議会 理事の寺本雅明(寺本運輸倉庫株式会社 代表取締役)
寺本 雅明|理事

理事寺本 雅明寺本運輸倉庫株式会社〈ベステックテラモト〉代表取締役

1956年、兵庫・尼崎を拠点に創業し、約70年にわたって阪神工業地帯の産業物流を支えてきた寺本運輸倉庫の代表。危険物物流・保管・輸送において圧倒的なノウハウを蓄積してきました。この現場知を基盤に、脱炭素時代にふさわしいサプライチェーン変革を主導。輸送・倉庫の安全性を確保しながら、モーダルシフトや再生可能エネルギー導入、Scope3を含むCO₂・コスト・リードタイムの最適化に対する“現実解”を提示します。KGXでは物流業界におけるGXの現場実装を統括し、約70年の業歴に裏打ちされた信頼が、協議会の制度的な信頼性を担保しています。

関西GX推進協議会 理事の中西理翔(株式会社アル・コネクションプロダクツ 代表取締役)
中西 理翔|理事

理事中西 理翔株式会社アル・コネクションプロダクツ 代表取締役

国内ブランドの海外展開や、海外ブランドの日本進出支援を通じて、地域資源の価値を“仕組み”で広げるフランチャイズ事業を展開する代表。2016年に開設した「フランチャイズジャパン」を軸に、海外パートナーとのマッチング、英中多言語対応サイト制作、店舗見学・試食イベントなど、現場と市場をつなぐ実践型プロデュースを得意とし、複数業界での経営経験を10年近くにわたり積み重ねてきました。KGXでは、その「仕組みで広げる設計力」をGX領域へ応用。中小企業が持つ脱炭素の知見や技術を「展開できる仕組み」へ転換し、個社の取り組みを業界全体の推進力へとスケールさせる、FCモデル設計・標準SOP・共同購買/認証スキームを担います。

関西GX推進協議会 理事の安住宗一郎(株式会社Blue 代表取締役)
安住 宗一郎|理事

理事安住 宗一郎株式会社Blue 代表取締役

ソフトバンク株式会社でブロードバンド部門の契約数全国1位を2回獲得し、約10年間のコンシューマ営業と現場マネジメントを経て、2024年に株式会社Blueを創業した代表。大手通信キャリア出身の営業精鋭を中心メンバーに据え、人材ソリューション・営業代行・資料作成代行の3事業を多角展開し、2025年度SMB Excellent企業賞を受賞しました。事業の核は「人を動かす」こと。この知見をGX領域へ展開し、KGXではGX人材育成(リスキリング)の普及と、中小企業のGX現場実装支援に取り組みます。兵庫県トラック協会での登壇・講習活動など、運送業界を起点に異業種への人材・営業支援の領域を広げ、現場でのGX実装を加速させています。掲げる理念は「いつまでもアオくあれ」。

製造・物流・食・流通・人材・アート――関西のあらゆる産業現場を知る実務者と専門家が一つのテーブルに集う「現場を知る実務者連合」であること。それが、KGXの信頼の核です。

GXは、環境活動ではありません。コスト・競争力・資金調達という、経営そのものの課題です。けれど、数字や制度の話だけでは、現場の人は動けない。私は万博で、茶殻や和紙といった“いのちの素材”を使って、脱炭素の物語を目に見える形にしてきました。可視化されない結びつきを、社会に届く形に翻訳する──それが私の役割です。

関西には、ものづくり・物流・食・文化、すべての産業を支える現場力があります。その現場に寄り添い、概念ではなく実行可能な一歩を一緒に積み上げる。関西から、GXの理念を実装へ。それをやり切るための“伴走と場”が、関西GX推進協議会です。

一般社団法人 関西GX推進協議会 代表理事/株式会社Gato Art 代表取締役・GXアーティスト 宇都宮 涼子

今後の展開(2025〜2028 ロードマップ)

KGXは、関西発の実装型GXハブとして、3年間で段階的に支援領域を広げていきます。

  • Year 1:会員企業のカーボンニュートラル認定取得支援、排出量の見える化の浸透
  • Year 2:地域・業界横断の実装モデル構築、共創プロジェクトの拡大
  • Year 3:認定で生まれる「見える化」と、コミュニティで生まれる「連携力」を接続し、地域の信頼資本をビジネス価値へとつなげる実践モデルの全国展開

会員区分は、特別会員・正会員・賛助会員の3区分を設けています。詳細は公式サイトをご覧ください。

よくある質問(FAQ)

関西GX推進協議会とは何ですか?

関西の中小企業の脱炭素経営(GX)を、情報提供ではなく「実装」段階から支援する非営利型の一般社団法人です。2025年8月15日に大阪で設立されました。

中小企業も対象になりますか?

はい。GX-ETSの直接の義務対象は大規模事業者ですが、その取引先となる中小企業にもサプライチェーン排出量(Scope3)への対応要請が広がっています。KGXは、中小企業の現場目線でこの転換を伴走支援します。

大阪・関西万博との関係は?

KGXは、2025年大阪・関西万博「フューチャーライフヴィレッジ」での出展メンバーを母体に設立されました。代表理事の宇都宮涼子は、同万博でアート作品「自然の祈り – The Prayer of Green」を出展しています。

どんな支援が受けられますか?

CO₂排出量の算定、カーボンクレジットの活用、カーボンオフセット、補助金申請の伴走、GX人材育成、広報支援、共創ネットワークへの参加などを、企業の課題に応じてワンストップで提供します。

一般社団法人 関西GX推進協議会 概要

正式名称一般社団法人 関西GX推進協議会(英語表記:Kansai GX Promotion Council)
設立2025年8月15日
法人形態非営利型 一般社団法人
所在地〒541-0048 大阪府大阪市中央区瓦町1丁目6-1 シティタワー大阪2208
代表理事宇都宮 涼子(株式会社Gato Art 代表取締役/GXアーティスト)
理事・事務局長遠藤 翼(株式会社Unlimited Work Place 代表取締役)
理事瀬良垣 弥保(株式会社TOYOUKE 代表取締役)/寺本 雅明(寺本運輸倉庫株式会社 代表取締役)/中西 理翔(株式会社アル・コネクションプロダクツ 代表取締役)/安住 宗一郎(株式会社Blue 代表取締役)
事業内容GX導入・経営支援/CO₂排出量算定・カーボンクレジット活用・オフセット支援/補助金・助成金活用支援/GX人材育成・社内浸透/共創・ネットワーク推進/広報・PR・認知支援
公式サイトhttps://www.kgxpf.or.jp

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

一般社団法人 関西GX推進協議会 広報担当

Email:info@kgxpf.or.jp

公式サイト:https://www.kgxpf.or.jp

※取材のお申し込み、代表理事 宇都宮涼子へのインタビュー、万博出展作品「自然の祈り – The Prayer of Green」をはじめとする写真素材のご提供が可能です。お気軽にお問い合わせください。

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