一般社団法人 関西GX推進協議会(KGX)は、企業・業界団体・経済団体等を対象とした「実務型GX研修・勉強会」の開催依頼受付を開始します。掲げるのは「一社に一人、GX人材を。」。GXを専門用語として学ぶだけでなく、業界と経営課題に合わせて「自社では何から始めるのか」まで落とし込む研修です。
一般社団法人 関西GX推進協議会(所在地:大阪市、以下「KGX」)は、企業・業界団体・経済団体等を対象とした「実務型GX研修・勉強会」の開催依頼受付を開始します。KGXが掲げるテーマは、「一社に一人、GX人材を。」。GX(Green Transformation/グリーントランスフォーメーション)が企業経営と密接に関わるようになる一方、中小企業では、専任のGX・サステナビリティ部門を設置することが難しいケースも少なくありません。そこでKGXは、すべての企業に専門部署をつくることではなく、まずは「自社とGXの関係を理解し、社内で最初の一歩を動かせる人を一人増やすこと」を、中小企業のGX実装に向けた現実的な入口のひとつと考えています。本研修では、GXの用語や制度を学ぶだけではなく、参加企業・業界ごとの経営課題に合わせて、「自社では何から始めるのか」まで落とし込むことを重視します。
GXは「環境担当者だけの仕事」ではなく、経営課題へ
KGXは、GXを単なる環境活動として捉えていません。公式サイトでも、「GXは環境活動ではない。経営戦略だ。」を掲げています。GXは、CO₂排出量削減だけでなく、エネルギー・燃料コスト、設備投資、補助金・助成金、取引先からの要請、サプライチェーン対応、人材育成、採用、業務効率化、企業価値、広報・PRなど、企業経営のさまざまな領域と関係しています。
特に中小企業では、「GXについて誰に聞けばいいのかわからない」「何から手を付けるべきかわからない」といった状態から始まることもあります。だからこそKGXは、GXを専門家だけのものにせず、経営者や現場担当者が自社の言葉で理解できる状態をつくることを重視しています。KGXは現在、GX・サステナビリティ経営支援、補助金・助成金支援、GX社内浸透・人材育成、企業・自治体との共創、広報・PR支援、教育連携などを展開しています。
「知る」だけで終わらない、実務型GX研修
本研修では、参加者や業界に合わせ、一律のカリキュラムではなく内容を設計します。例えば、以下のテーマに対応します。
- GX・カーボンニュートラルの基礎
- 中小企業にGXが求められる背景
- Scope1・Scope2・Scope3の基本
- CO₂排出量算定の考え方
- 電気・ガス・燃料使用量の確認方法
- カーボンオフセット・J-クレジット
- GX関連の補助金・助成金
- GXと設備投資
- GXと人材育成
- 運輸・物流業界におけるGX
- GX・ESGの社内浸透
- GXの取り組みを企業価値として伝える広報・PR
- 中小企業が小さく始めるGX
専門用語を覚えること自体を目的とはしません。研修を通じて、知る → 自社に置き換える → 一つ決める → 動き始めるところまでを目指します。
「GX担当者がいない」から始めていい
大企業と中小企業では、GXに使える人員も予算も異なります。そのためKGXでは、最初から大規模な体制構築を求めるのではなく、まず一人、社内でGXについて考えられる人をつくる。そこから始めます。
例えば、「毎月の電気・ガス・燃料使用量を確認する」「CO₂排出量の考え方を知る」「自社ですでに行っている省エネ活動を整理する」「利用できる補助金を確認する」「GXについて社内で話す担当者を一人決める」。こうした小さな行動も、GXを経営の中に実装していく第一歩です。
KGXが目指すのは、GXについて説明できる人を増やすことだけではありません。自社の事業とGXを結びつけ、「自社なら、何をするか」を考え、社内外の専門家と連携しながら実行へつなげられる人材を増やしていきます。
業界ごとの「経営課題」に合わせて研修内容を設計
GXへの入り口は、業界によって異なります。運輸・物流業であれば、燃料費や車両、荷主との関係。製造業であれば、電力、設備、原材料、サプライチェーン。飲食・小売であれば、エネルギー、食品ロス、包装、仕入れ。宿泊・観光であれば、エネルギー、地域資源、施設運営。そのためKGXでは、「GXとは何か」を一方的に説明するのではなく、それぞれの業界が現在抱えている経営課題を起点にGXを考える研修設計を行います。
運輸・物流業界でも実践
KGXではこれまで、運輸・物流業界をはじめとしたGX勉強会・講演を実施してきました。2026年9月には、尼崎商工会議所にて、「運輸物流業界におけるGXへの対応について ― 2024年問題の、次に来るもの」をテーマとした講演を実施。KGX理事 兼 事務局事業推進総統括の安住宗一郎が登壇し、GXを環境問題としてだけではなく、燃料費、人材、業務効率、取引先対応など、運輸・物流業界の経営課題と関連付けて解説しました。
KGX公式サイトでも、過去に兵庫県トラック協会 東部支部 青年部会や兵庫県トラック協会 青年部協議会等でGXセミナー・勉強会を実施した活動実績を公開しています。こうした実践をもとに、企業・業界団体ごとに研修内容をカスタマイズします。
KGXが考える「GX人材」とは
KGXがいう「GX人材」は、GXの専門用語をすべて知っている人を意味するものではありません。自社の事業とGXの関係を理解し、測る。考える。社内で共有する。必要な専門家につなぐ。そして、小さくても一つ実行する。その役割を担える人です。すべてを一人で解決するのではなく、社内外の専門家と連携しながら、自社のGXを前へ進めていく。KGXは、そうした人材が地域企業に増えることが、中小企業のGXを実装していくための重要な基盤になると考えています。
「一社に一人、GX人材を。」
一社に一人、GX人材を。
一般社団法人 関西GX推進協議会は、この言葉を掲げ、企業・業界団体等への研修、勉強会、実務支援、情報発信、企業との共創を通じて、GXを企業経営の中に実装できる人材の育成を進めていきます。GXを、一部の大企業や専門家だけのものにしない。GXを「難しい環境用語」で終わらせない。関西の中小企業一社一社に、自社なりのGXを考え、動かせる人を増やしていく。KGXは、関西発の実装型GXハブとして、その仕組みづくりを進めていきます。
GX研修・勉強会・講演の開催について
企業内研修、経営者勉強会、業界団体・経済団体でのセミナー、自治体・教育機関等との研修など、ご要望に応じて内容を設計します。
| 主な対象 | 企業/中小企業/業界団体/商工会議所・経済団体/自治体/教育機関 など |
|---|---|
| 主なテーマ | GX/脱炭素経営/CO₂排出量算定/Scope1・2・3/カーボンオフセット/補助金・助成金/GX人材育成/運輸・物流GX/業界別GX など |
開催目的、対象業界、参加人数、所要時間、現在抱えている課題などを伺ったうえで内容をご提案します。
一般社団法人 関西GX推進協議会について
一般社団法人 関西GX推進協議会(KGX)は、2025年8月15日に大阪市で設立された、関西発の実装型GXハブの構築を目指す協議会です。GXの実装を通じて、関西の産業・文化・暮らしが持続可能に発展するための「伴走と場」をつくることをミッションとし、企業・自治体・教育機関等と連携しながら、GX・サステナビリティ経営支援、人材育成、共創、情報発信などに取り組んでいます。
| 正式名称 | 一般社団法人 関西GX推進協議会(英語表記:Kansai GX Promotion Council) |
|---|---|
| 設立 | 2025年8月15日 |
| 代表理事 | 宇都宮 涼子 |
| 所在地 | 〒541-0048 大阪府大阪市中央区瓦町1丁目6-1 シティタワー大阪 2208 |
| 公式サイト | https://kgxpf.or.jp/ |
よくあるご質問
GX担当者がいない会社でも研修を依頼できますか。
はい。むしろKGXは、専任担当者がいない企業こそ「まず一人、社内でGXを考えられる人をつくる」ことを重視しています。GX担当者がいない状態からのご依頼を想定しています。
研修内容は一律ですか、それとも業界ごとに変わりますか。
一律のカリキュラムではなく、業界・企業ごとの経営課題に合わせて内容を設計します。運輸・物流、製造、飲食・小売、宿泊・観光など、業界によって入り口となるテーマは異なります。
「GX人材」とは、専門資格を持つ人のことですか。
いいえ。KGXが考える「GX人材」は、専門用語をすべて知っている人ではなく、自社とGXの関係を理解し、測り、社内で共有し、必要な専門家につなぎ、小さくても一つ実行できる人を指します。
過去にどのような業界での実績がありますか。
運輸・物流業界を中心に、兵庫県トラック協会 東部支部・青年部協議会でのGXセミナー、尼崎商工会議所での講演などを実施してきました。今後は業界を広げて研修・勉強会を展開していきます。
研修・勉強会・講演のご依頼、お問い合わせ
一般社団法人 関西GX推進協議会
〒541-0048 大阪府大阪市中央区瓦町1丁目6-1 シティタワー大阪 2208
※開催目的、対象業界、参加人数、所要時間、現在抱えている課題などを伺ったうえで内容をご提案します。


