当協議会 代表理事でGXアーティストの宇都宮涼子が講師を務め、子どもたちと一緒に脱炭素を“描いて学ぶ”GXアート・ワークショップを開催しました。CO₂排出量を抑えたエコデザインの絵具(ペベオ「オリジン」)を使い、楽しみながら脱炭素を体感する、次世代へのGX教育の取り組みです。
一般社団法人 関西GX推進協議会(代表理事:宇都宮涼子、以下「KGX」)は、子どもたちを対象とした脱炭素GXアート・ワークショップを開催しました。講師は、当協議会 代表理事でありGXアーティストとして活動する宇都宮涼子(株式会社GATO ART 代表取締役)。本ワークショップでは、二酸化炭素排出量を抑えてつくられたエコデザインの絵具「オリジン」(ペベオ・ジャポン株式会社)を使用し、子どもたちが手を動かしながら「環境にやさしいものづくり」と「脱炭素」を体感的に学びました。アートを入口に、次世代がGX(グリーントランスフォーメーション)を“自分ごと”として捉えるきっかけをつくる、教育・地域連携の取り組みです。
GXアートとは
GXアートとは、脱炭素(GX:グリーントランスフォーメーション)の理念や価値を、アート表現を通じて「目に見える形」に翻訳する取り組みを指します。数値や制度だけでは伝わりにくい環境への配慮を、素材選び・制作手法・モチーフに込めることで、見る人・つくる人が直感的に共感できる体験へと変換します。とりわけ子どもにとって、難しい言葉の説明よりも「自分の手で描く」という体験は、環境を考える第一歩として大きな力を持ちます。
ワークショップの概要
| 名称 | 子ども向け 脱炭素GXアート・ワークショップ |
|---|---|
| 講師 | 宇都宮 涼子(一般社団法人 関西GX推進協議会 代表理事/株式会社GATO ART 代表取締役・GXアーティスト) |
| 使用画材 | エコデザイン水性アクリル絵具「オリジン」(ペベオ・ジャポン株式会社) |
| 開催日 | 4月15日 |
| 会場 | 大阪市内のスタジオ |
| 対象 | 幼稚園児・小学生 |
実施の背景:脱炭素を「自分ごと」にする入口を、子どもたちへ
日本は2050年のカーボンニュートラル達成を国の目標に掲げ、2023年に成立したGX推進法のもと、今後10年で官民あわせて150兆円規模の脱炭素投資を進めています(出典:経済産業省)。脱炭素は、もはや一部の専門家や大企業だけのテーマではなく、社会全体で取り組む共通の課題です。
一方で、子どもたちにとって「CO₂」「脱炭素」「カーボンニュートラル」といった言葉は抽象的で、実感を持ちにくいのも事実です。KGXは、この“伝わりにくさ”を、アートという誰もが楽しめる体験で乗り越えられると考えています。「環境にやさしい絵具で、自由に描く」——そのシンプルな体験のなかに、ものを選ぶときに環境を思いやる感性の芽が育ちます。本ワークショップは、次世代がGXを前向きに捉えるための“入口づくり”として企画されました。
当日の内容:エコな絵具で、自由に描く
ワークショップでは、宇都宮涼子の進行のもと、子どもたちがエコデザインの絵具を使って思い思いの作品を制作しました。
- 導入 ― 「この絵具は、捨てられるはずだったプラスチックから生まれ変わったんだよ」と、画材そのものに込められた脱炭素の物語をやさしく紹介。
- 制作 ― 正解のない自由な表現のなかで、子どもたちが色や形を試しながら、手を動かして“環境にやさしいものづくり”を体感。
- ふりかえり ― 完成した作品を見せ合いながら、身近なところから環境を大切にできることを、楽しい記憶とともに持ち帰りました。
「環境のために我慢する」のではなく、「楽しみながら、選び方で未来は変えられる」——その前向きなメッセージが、体験を通じて子どもたちに伝わりました。
使用画材について:ペベオ「オリジン」(エコデザイン水性アクリル絵具)
本ワークショップで使用したのは、フランス・プロヴァンス発祥の老舗絵具ブランド、ペベオ(Pebeo)のエコデザイン水性アクリル絵具「オリジン(ORIGIN)」です。日本では、神戸市に本社を置くペベオ・ジャポン株式会社が展開しています。代表理事の宇都宮涼子は、アーティストとして同ブランドの協賛を受けており、その環境性能と表現力を高く評価し、自身の制作やワークショップで活用しています。
「オリジン」は、表現品質とサステナビリティを両立した絵具として、次の特長を備えています(出典:ペベオ・ジャポン公式サイト)。
- リサイクル樹脂100% ― 絵具成分のアクリル樹脂に、自動車産業から排出された廃プラスチックのリサイクル樹脂を100%使用。石油(ナフサ)由来の樹脂に比べ、二酸化炭素排出量を約80%削減。
- 革新的なエコチューブ ― プラスチックと紙を組み合わせたチューブを採用し、従来の120mlプラスチックチューブと比較してプラスチック使用量を約59%、二酸化炭素排出量を約35%削減。
- 低臭・高品質 ― 強い臭気を発する低分子化合物・凝集剤を含まない、匂いの少ない成分設計。バインダー・顔料を多く含む高粘度で、マット(艶消し)の美しい仕上がり。全48色展開。
「環境にやさしい絵具で、環境を考えるアートをつくる」——画材そのものが脱炭素の実践になっていることが、本ワークショップの大切なメッセージです。
代表理事コメント
脱炭素という言葉は、子どもたちにとっては難しい。でも、「この絵具は、捨てられるはずだったものから生まれ変わったんだよ」と伝えると、目を輝かせてくれます。我慢や義務ではなく、「楽しい」「すてき」という気持ちのなかに、環境を思いやる感性は自然と育つ。アートには、その力があります。
私は、可視化されない結びつきを、社会に届く形に翻訳することを役割にしてきました。これからは、その担い手を増やしていきたい。脱炭素を“描いて伝えられる”GXアーティストが各地に増えれば、GXはもっと多くの人の心に届きます。子どもたちとのワークショップは、その未来への第一歩です。
社会的意義:次世代GX教育と「感性からの脱炭素」
脱炭素の実現には、技術や制度だけでなく、一人ひとりの価値観の変化が欠かせません。とりわけ、これからの社会を担う子どもたちが、幼いうちから「環境にやさしい選択」を“楽しい体験”として記憶することは、長期的に大きな意味を持ちます。アートを通じたGX教育は、知識の暗記ではなく、感性に働きかける教育のかたちです。KGXは、企業・自治体・教育機関と連携し、こうした次世代育成の取り組みを地域に広げていきます。
「素材から会場まで」── 環境配慮を徹底したワークショップ設計
本ワークショップは、「脱炭素を学ぶ場が、それ自体で脱炭素を実践している」ことにこだわって設計しました。子どもたちに環境を語る以上、運営する側がまず環境負荷を抑えることが筋だと考えています。具体的には、次のような配慮を積み重ねています。
- 画材の選定 ― 廃プラスチックのリサイクル樹脂100%で、石油由来に比べCO₂を約80%削減したエコデザイン絵具「オリジン」を使用。低臭・低分子化合物フリーで、子どもが扱う環境への配慮も両立。
- 支持体・紙の工夫 ― 再生紙・再利用可能な支持体を優先し、使い捨てを最小化。描いた作品は記念として持ち帰ることで、廃棄を前提としない設計に。
- 素材を“使い切る”姿勢 ― 余った絵具や端材も無駄にしない使い方を、体験の中で自然に伝える。
- 体験そのものが学び ― 「このエコ絵具はどこから来たのか」を伝えることで、ものの背景に思いをはせる視点を育てる。
“環境にやさしい”を掲げながら使い捨て資材を大量に消費する——そうした矛盾を生まないこと。それが、KGXが運営するGXアート体験の基本姿勢です。
企業ブランディングとしての価値:ESGを「伝わる形」にする
本ワークショップのような次世代向けGXアート体験は、協賛・主催する企業にとって、自社のサステナビリティ姿勢を社会に伝える有力な機会になります。脱炭素やESGの取り組みは、数値やレポートだけでは生活者に届きにくいのが実情です。子どもたちが楽しみながら環境を学ぶ様子は、写真・動画・声を伴う“共感されるストーリー”として、企業のブランドメッセージを温かく可視化します。
とりわけ、調査では生活者の多くが「環境に配慮した企業」に好意的な評価を示す傾向があり、こうした取り組みは採用・取引・ブランド評価の各場面で差別化要因となり得ます。「規制対応として仕方なくやる脱炭素」ではなく、「未来の世代のために前向きに取り組む脱炭素」を体現できる点に、GXアート協賛の独自価値があります。
ESG・CSRの観点での意義
本取り組みは、ESG(環境・社会・ガバナンス)やCSR(企業の社会的責任)の文脈でも、複数の側面から意義を持ちます。
- E(環境) ― リサイクル素材の画材活用や使い捨ての最小化により、活動自体のカーボンフットプリントを抑制。脱炭素を「実践」として示せる。
- S(社会) ― 次世代育成・地域の子ども向け教育・文化振興という、地域社会への直接的な貢献。
- G(ガバナンス/情報開示) ― 取り組みをサステナビリティレポートや統合報告書、採用広報に記載できる、開示可能な実績として蓄積。
さらに、こうした活動はSDGs(持続可能な開発目標)の複数目標——「4.質の高い教育をみんなに」「12.つくる責任つかう責任」「13.気候変動に具体的な対策を」——とも親和性が高く、企業の非財務情報として対外的に説明しやすい取り組みです。KGXは、協賛企業のロゴ掲出・プレスリリース制作・活動レポートの作成までを支援し、社会貢献を“伝わる資産”に変えるお手伝いをします。
協賛・共催のご案内(企業・団体の皆さまへ)
KGXは、子ども向けGXアート・ワークショップをはじめとする次世代GX教育プログラムについて、企業・団体の協賛・共催を募集しています。自社のサステナビリティ・ESGの取り組みを、子どもたちの笑顔とともに社会へ届けたい企業の皆さまにとって、費用対効果の高いブランディング機会となります。会場提供、画材協賛、運営協力など、参画のかたちは柔軟にご相談いただけます。詳細は記事末尾のお問い合わせ先までご連絡ください。
GXアーティストという仕事 ― 担い手を増やしたい
GXアーティストとは、脱炭素(GX)の理念や価値を、アートを通じて社会に伝え、人の心を動かす表現者です。サステナブルな素材や環境配慮型の画材を用い、作品そのものが持続可能性の実践となるよう設計しながら、企業のブランディング、空間演出、教育、イベント、商品デザインなど、幅広い領域で活動します。
代表理事の宇都宮涼子は、日本におけるGXアートの第一人者として、2025年大阪・関西万博での作品「自然の祈り – The Prayer of Green」の発表をはじめ、企業壁画・ブランディング・教育プログラムなど多彩な実績を重ねてきました。KGXは、宇都宮とともに、こうしたGXアートの担い手=GXアーティストを各地で育て、増やしていくことを目指しています。アート・デザインの力で脱炭素を伝えたい方、教育やワークショップに関心のある方、GXアートを学びたい方からのご連絡をお待ちしています。
株式会社GATO ART(ガトアート)について
株式会社GATO ARTは、「デザインでおもてなし」を掲げ、アートとデザインの力で価値を可視化するクリエイティブ・カンパニーです。代表取締役の宇都宮涼子(GXアーティスト)を中心に、次のような事業・制作を手がけています。
- GXアート制作 ― サステナブル素材・環境配慮画材を用いたアート作品、ライブペイント、空間演出。
- 企業ブランディング・壁画 ― オフィス・店舗・施設のウォールアート、ブランドの世界観の視覚化。
- 商品・パッケージデザイン ― 記念品・ノベルティ・周年プロジェクト等のデザイン。
- ワークショップ・教育プログラム ― 企業・自治体・教育機関向けのアートを通じたGX教育・体験設計。
壁画・GXアート・ワークショップ・ブランディングのご相談、講演・取材のご依頼を承っています。
| 会社名 | 株式会社GATO ART(ガトアート) |
|---|---|
| 代表取締役 | 宇都宮 涼子(GXアーティスト) |
| 所在地 | 大阪府大阪市西区千代崎2-22-17 |
| 事業内容 | GXアート制作/企業ブランディング・壁画/商品・パッケージデザイン/ワークショップ・教育プログラム |
| お問い合わせ | info@gato-art.com(担当:広報) |
関連用語の解説
- GX(グリーントランスフォーメーション):化石燃料中心の産業・社会構造を再生可能エネルギー中心へ転換し、経済成長と脱炭素を同時に実現する取り組み。
- GXアート:脱炭素の理念や価値を、素材・手法・モチーフを通じてアートとして可視化し、共感を生む表現領域。
- GXアーティスト:GXアートを手がけ、アートを通じて脱炭素を社会に伝える表現者。
- カーボンニュートラル:CO₂など温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、実質ゼロにすること。日本は2050年の達成を目標とする。
- エコデザイン:原料調達から製造・廃棄までのライフサイクル全体で環境負荷を抑えるよう設計された製品・仕組み。
よくある質問(FAQ)
環境にやさしい画材を使い、アート制作の体験を通じて脱炭素(GX)を楽しく学ぶ取り組みです。難しい言葉ではなく「自分の手で描く」体験から、環境を思いやる感性を育てます。
ペベオ・ジャポンのエコデザイン水性アクリル絵具「オリジン」を使用しました。廃プラスチックのリサイクル樹脂を100%使い、石油由来の樹脂に比べCO₂排出を約80%削減した絵具です。
脱炭素(GX)の理念や価値を、アートを通じて社会に伝える表現者です。サステナブルな素材・環境配慮画材を用い、企業ブランディング、空間演出、教育、イベント、商品デザインなど幅広く活動します。
はい。企業・自治体・教育機関向けに、アートを通じたGX教育・体験プログラムや、壁画・ブランディング、講演を承っています。記事末尾のお問い合わせ先までご連絡ください。
自社のサステナビリティ・ESGの取り組みを、子どもたちが学ぶ前向きなストーリーとして社会に発信できます。ロゴ掲出・プレスリリース・活動レポート化を通じて、採用・取引・ブランド評価につながる“伝わる実績”になります。会場提供・画材協賛・運営協力など参画方法は柔軟にご相談いただけます。
はい。環境(リサイクル画材の活用・脱炭素)、社会(次世代育成・地域貢献)、ガバナンス(開示可能な実績)の各側面を持ち、SDGsの「質の高い教育」「つくる責任つかう責任」「気候変動対策」とも親和性が高い取り組みです。サステナビリティレポートや採用広報への記載に活用できます。
株式会社GATO ART(info@gato-art.com)、または関西GX推進協議会(info@kgxpf.or.jp)までご連絡ください。GXアートの制作、ワークショップ、講演・取材のご依頼に対応します。
KGXは、GXアートの担い手を各地で増やすことを目指しています。アートで脱炭素を伝えたい方、教育・ワークショップに関心のある方からのご連絡を歓迎します。お問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
今後の展望
KGXは、アートとデザインの力でGXを「伝わる形」に翻訳する活動を継続します。子ども向けのGXアート教育を各地に広げるとともに、GXアーティストという新しい担い手の育成にも取り組み、企業・自治体・教育機関と連携しながら、脱炭素を社会のすみずみに届けていきます。
一般社団法人 関西GX推進協議会 概要
| 正式名称 | 一般社団法人 関西GX推進協議会(英語表記:Kansai GX Promotion Council) |
|---|---|
| 設立 | 2025年8月15日 |
| 法人形態 | 非営利型 一般社団法人 |
| 所在地 | 〒541-0048 大阪府大阪市中央区瓦町1丁目6-1 シティタワー大阪2208 |
| 代表理事 | 宇都宮 涼子(株式会社GATO ART 代表取締役/GXアーティスト) |
| 事業内容 | GX導入・経営支援/CO₂排出量算定・カーボンクレジット活用・オフセット支援/補助金・助成金活用支援/GX人材育成・社内浸透/共創・ネットワーク推進/広報・PR・認知支援 |
| 公式サイト | https://www.kgxpf.or.jp |
本件・GXアート/ワークショップのご依頼に関するお問い合わせ先
一般社団法人 関西GX推進協議会 広報担当
Email:info@kgxpf.or.jp / Web:https://www.kgxpf.or.jp
株式会社GATO ART(ガトアート)
Email:info@gato-art.com(担当:広報)
※GXアート作品の制作、子ども・企業・自治体向けのワークショップ/GX教育、壁画・ブランディング、代表理事 宇都宮涼子への取材・講演のご依頼を承っています。GXアートの担い手として活動したい方からのご連絡も歓迎します。お気軽にお問い合わせください。


